当院で扱っている「矯正歯科治療の種類・料金」についてご紹介いたします。
歯の表側に装置をつける矯正であり、矯正治療の中ではスタンダードな方法です。
通常の矯正治療では、ブラケット(歯の表面に取りつける装置)やワイヤーの銀の金属色が目立ってしまう可能性があります。しかし当院で行う治療は、透明または白色のブラケットを使用するため、すべて金属の装置で行う治療ほどは目立ちません。
また、オプションでホワイトワイヤーという白いワイヤーにすることも可能です。その場合、白いワイヤーと透明なブラケットを使用しますので、従来の矯正法に比べてさらに装置が目立ちにくいのがメリット。「できるだけ周りに気づかれずに矯正したい」という方にもおすすめです。
なお、マウスピース型矯正装置による治療は適応できる症例が限られてしまうケースもありますが、ワイヤーを用いた矯正は軽度~中重度までほぼすべての症例に対応が可能です。出っ歯・ガミースマイル・すきっ歯・叢生(デコボコした歯並び)など、幅広いお悩みに対応できます。
治療名:一般的な矯正(唇側矯正)
治療の期間・回数:10か月~2年、12~25回
リスクや副作用:歯と顎のバランスによってはご自身の歯を抜く場合があります。まれに歯の根が短くなる可能性があります。装置装着後、痛みを感じることがあります(歯が動く正常な反応なので心配ありません)。頬の粘膜・唇・舌などに、口内炎ができることがあります。歯周病等で歯ぐきが下がっている方は、歯を動かすことでさらに歯ぐきが下がる可能性があります。重なっていた歯がきれいに並んだことで歯ぐきと両隣の歯との間に三角形の隙間ができる可能性があります。
あごの骨に歯科矯正用アンカースクリューを埋め込み、そこを起点にゴムなどを併用しながら歯を動かす矯正方法です。
ワイヤーやゴムの力だけでは動かしにくい歯も、歯科矯正用アンカースクリューで動かす力を補って、スムーズに移動させることができます。これにより、従来の矯正法に比べて治療期間を短くできます。
歯科矯正用 アンカースクリュー | 110,000~220,000円 |
---|
治療名:歯科矯正用アンカースクリュー
治療の期間・回数:3か月~2年、3~5回
リスクや副作用:治療時に出血を伴う可能性があります。歯科矯正用アンカースクリューというインプラントを埋めるための外科手術が必要になります。手術後に、痛みや腫れ、出血、合併症などを引き起こす可能性があります。お口の中が不衛生になると、インプラント周囲の歯ぐきが炎症を起こす可能性があります。あごの骨の状態によっては、埋めたインプラントが緩んだり、脱落することがあります。
マウスピース型矯正装置「インビザライン」、「アソアライナー」を取り扱っています。
症例に応じて、より適した方法をご提案いたします。
マウスピース型矯正装置を使った矯正治療(上下のあご) | 396,000~880,000円 |
---|
治療名:マウスピース型矯正装置を使った矯正治療
治療の期間・回数:8か月~2年、8~20回
リスクや副作用:歯磨き等のセルフケアを怠ると虫歯や歯周病のリスクが高くなります。装着時間を守らないと計画通りに歯が動かない、治療期間が延びる場合があります。矯正治療が完了した後は後戻りを防ぐために保定装置を装着します。保定装置を正しく使用しないと再度矯正治療が必要になる可能性があります。歯と顎のバランスによってはご自身の歯を削る場合があります(削る量は個人差があります)。まれに歯の根が短くなる可能性があります。装置装着後、痛みを感じることがあります(歯が動く正常な反応なので心配ありません)。頬の粘膜・唇・舌などに、口内炎ができることがあります。歯周病等で歯ぐきが下がっている方は、歯を動かすことでさらに歯ぐきが下がる可能性があります。重なっていた歯がきれいに並んだことで歯ぐきと両隣の歯との間に三角形の隙間ができる可能性があります。
注意事項:【医薬品医療機器等法(薬機法)において現在未承認の医療機器を用いた治療について】
当院では、マウスピース型カスタムメイド矯正装置(製品名:インビザライン、アソアライナー)による矯正治療をご提供しております。矯正治療を受ける際には、以下の点をご了承ください。
●未承認医療機器の使用
マウスピース型カスタムメイド矯正装置の材料は厚生労働省の認可を得たものですが、当院で使用しているインビザライン、アソアライナーは完成物薬機法対象外の矯正装置です。医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を得ておりませんので、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
●入手経路
マウスピース型矯正システム「インビザライン」は米国のアライン・テクノロジー社の製品です。当院はインビザライン・ジャパン株式会社を通じて利用・入手しております。
マウスピース型矯正システム「アソアライナー」は、日本の株式会社アソインターナショナルの製品です。当院は株式会社アソインターナショナルを通じて利用・入手しております。
●国内の類似する承認医療機器の有無
当院が使用するマウスピース型カスタムメイド矯正装置以外に、複数のシステムが開発されています。また、その中には日本で承認を得ている矯正装置も存在します。
●諸外国における安全性等に係る情報
インビザラインは、全世界で1000万人以上(※)の症例数を持っています。1998年に米国食品医薬品局(FDA)の承認を得ており、現在まででインビザライン固有の重篤な副作用の報告はありません。
アソアライナーは、日本での矯正治療に利用されており、現在まででアソアライナー固有の重篤な副作用の報告はありません。
※2023年現在
出っ歯やすきっ歯など、目立ちやすい前歯の歯並びを改善する治療法です。動かす歯が少なく、お口全体の矯正を行う場合に比べて短期間・低価格で治療を受けられるのが特徴です。
ただし、歯並びによっては対応できないケースも存在します。また一見、部分矯正で対応できそうでも「咬み合わせ/咬合」の観点からほかの歯も整える必要があるケースもあるため、そのあたりをきちんと説明してくれる歯医者を選びましょう。
治療名:部分矯正
治療の期間・回数:6週間~6か月、8~18回
リスクや副作用:まれに歯の根が短くなる可能性があります。装置装着後、痛みを感じることがあります(歯が動く正常な反応なので心配ありません)。頬の粘膜・唇・舌などに、口内炎ができることがあります。歯周病等で歯ぐきが下がっている方は、歯を動かすことでさらに歯ぐきが下がる可能性があります。重なっていた歯がきれいに並んだことで歯ぐきと両隣の歯との間に三角形の隙間ができる可能性があります。
あごの大きさや位置が原因で、お子さんの歯並びが悪くなっているケースは多々あります。狭いあごのスペースに大きい歯が無理やり生え、歯並びがガタガタになっているのです。
一般的な矯正で行うのは、すでにガタガタになってしまった歯並びの中で、歯の位置を工夫してキレイに整える治療です。これは歯だけを動かす対処療法のため、根本的な改善にはなっていません。
しかし低年齢から矯正治療を始めれば、歯並びはもちろん骨格(お顔立ち)もキレイに整えられます。小児矯正では、骨の成長期を利用しながら、あごのスペースを広げて歯並びを誘導する矯正器具を使用。あごのスペースそのものを広げて歯が並ぶ空間を確保できますので、将来的な抜歯のリスクも下げられます。
「あごを大きくする」という治療はおとなになってからはできません。歯並びに悪い影響を与える「口呼吸」や「舌で歯を押す」などのクセを改善できたり、永久歯を動かしやすくなったりと、低年齢から始める子どもの矯正にはさまざまなメリットがあります。最低でも6歳になるまでには、一度歯医者で歯並びを見てもらうのが良いでしょう。
治療名:マウスピース型咬合誘導装置
治療の説明:マウスピース型の装置を口の中に入れて、口の周りの筋肉の訓練をする矯正方法です。間違った舌の位置や口呼吸を改善することにより、正常なあごの発達や歯並びへと導きます。
治療の期間・回数:8か月~2年、10~24回
リスクや副作用:毎日のトレーニングを怠ると良好な結果が得られません。夜寝るときに装置をお口に入れておく必要があります。生涯の歯並びを保証するものではありません(成長により通常矯正が必要になる場合があります)。症状が改善されない場合は他の矯正治療(床矯正など)に移行する場合もあります。
費用:88,000~110,000円 ※自費診療となります。
治療名:子どもの矯正(小児矯正)1期治療
治療の説明:骨の成長期を利用し、あごの骨のバランスや大きさなど骨格を整える治療です。拡大床(着脱式)、急速拡大装置(固定式)、顎外装置などを使用した治療などがあります。一人ひとりのお子さんに合った治療方法をご提案します。
治療の期間・回数:1年~2年、12~25回
リスクや副作用:患者さま自身で装置を装着して矯正する場合は、装着を怠ると良好な結果が得られません。装置装着後、痛みを感じることがあります(歯が動く正常な反応なので心配ありません)。頬の粘膜・唇・舌などに、口内炎ができることがあります。まれに歯の根が短くなる可能性があります。生涯の歯並びを保証するものではありません。
費用:396,000~550,000円 ※自費診療となります。
治療名:子どもの矯正(小児矯正)2期治療
治療の説明:永久歯が生えそろった後、歯の位置を整える治療です。ワイヤーを使った装置やマウスピース型の装置を使用した治療などがあります。
治療の期間・回数:1年~2年、12~25回
リスクや副作用:歯と顎のバランスによってはご自身の歯を抜く場合があります。まれに歯の根が短くなる可能性があります。装置装着後、痛みを感じることがあります(歯が動く正常な反応なので心配ありません)。頬の粘膜・唇・舌などに、口内炎ができることがあります。歯周病等で歯ぐきが下がっている方は、歯を動かすことでさらに歯ぐきが下がる可能性があります。重なっていた歯がきれいに並んだことで歯ぐきと両隣の歯との間に三角形の隙間ができる可能性があります。
費用:550,000~770,000円 ※自費診療となります。
矯正治療を開始する前に、以下のような精密検査を実施します。そのデータを矯正担当医が詳細に分析し、後日、患者さんに診断結果をご説明します。
診査診断料 | 22,000円 |
---|
矯正治療中に定期的にご来院いただいた際に、歯の動きに合わせた装置の調整に対して発生する費用です。
調整料 | 5,500円 |
---|
※金額は税込み表記です。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ─ | ○ | ○ | ○ | ○ | ▲ | ─ |
午後 | ─ | ○ | ○ | ○ | ○ | ▲ | ─ |
午前:10:30~12:00
午後:12:00~18:00
▲:9:30~13:00/14:00~18:00
※急患の当日受付可能
休診日:日曜・月曜・祝日